いつも本気でレビュー!ザ・カップラーメン・インデックス!をお聞き下さいまして誠にありがとうございます。今回の熊本地震で被災された皆様方におきましては、番組としても心からお見舞いを申し上げますとともに、復興のために昼夜を問わずご尽力なさっている方々の安全を祈念いたしております。ここ名古屋では震災の影響は殆どありませんが、連日の報道を目にしますと、一刻も早い復興を願わずにはいられません。
さて、先日より番組でも申し上げておりますカップラーメンのプレゼント企画でございますが、これを被災地域への支援物資として使ったらどうか、というご意見を賜りました。私達も同様に考えておりまして、適切な方法でこれを実現できないものか、と調べてみたところ、こちらの方が詳しくまとめてくださっていました。
http://did2memo.net/2016/04/17/jishin-kumamoto-shien-busshi/
これによりますと、現在、宅配便などの輸送サービスは熊本行きの配送業務を一時停止しているとのことです。熊本県、熊本市のwebサイトによりますと、支援物資の搬入は、直接持ち込みが原則となっている模様です。このため、名古屋から物資を発送するのは、現時点では難しいと思われます。
プレゼントの企画は引き続き継続しますが、今後、物流が再開して、その時に現地で食料が必要になっているということになっておりましたら、急遽商品を被災地に発送することに切り替えるかもしれません。その際にはリスナーの皆様方のご理解を賜りたいと存じます。
先の震災では、支援物資の配送で少なからず混乱が引き起こされたと報道されております。このため、熊本県や熊本市などの報道や要請にしたがって、必要な物を必要なタイミングで、現地に届けることが大切だと考えております。それよりも、現金による支援が確実で効果が高いと言えましょう。義援金などの手段もいくつかありますので、これらを利用するのが現時点では最も適していると思います。
熊本県による義援金の案内(PDFファイル):
https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx…
こちらはYahoo。クレジットカードでも寄付ができます:
http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630023/
また、新たに出費をしなくても、現地に納税をするという支援方法もあります。こちらに詳しくまとめて頂いております。
https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=26216
繰り返しになりますが、まずは公的機関の報道、要請に従い、現地の混乱がないように務めるのが、被災していない私たちが念頭に置くべきことだと考えます。一刻も早い復興を願います。
カップ麺の寄贈についてですが、
カップ麺の寄贈は、飲料水が不足している地域には
適していないこともあります。
カップ麺にはどれくらいの水量が必要か、普段からカップ麺の
レビューをしているお二人にはお分かりでしょう。
その水量が1,000人分となると、どれくらいの水が必要でしょうか?
沸騰させるにはどれくらいの機材が必要でしょうか?
その水を沸騰させるのに必要な鍋や燃料と、
他の食材を調理するパフォーマンスを
比較してみれば・・・
こんなことを書いたら気を悪くされるかも知れませんが、
中途半端な数の食料支援は配布先を混乱させるだけです。
私は岩手県在住で先の震災も経験しています。
食糧支援・医療支援・その他の物資支援は行政にまかせて、
個人活動としては義捐金に特化するのが適当かと思います。
もちろん被災地地域の近くにお住まいの方であれば、
時間が取れるときに人的支援をされることを期待します。